2018年11月10日(土) 大阪 世界館

松本真理子とラ・カンパニージャ舞踊団&研究生と

フラメンコ・バレエの世界最高峰スペイン国立バレエ団の元ダンサー
アレハンドロ・モリネロをゲストに迎え、

フラメンコ界最高峰のカンタオール(歌い手)ダビ・ラゴスのアイデアとカンテ、

ダビの兄弟で世界的に活躍中のギタリスト アルフレッド・ラゴス、

日本で活躍中のカンタオーラ 山田あかりによる最高の音楽と共に、


スペインの歴史的背景をふまえてフラメンコのカンテがどのようにうまれ、

発展し、多くのパロ(曲種)がうまれたのか、音楽と踊りで再現する公演!

 

 

◆公演の写真◆

撮影:西岡有紀子

プレセンタシオン -アレグリア- PRESENTACION -Alegria-

1.エル・カンポ EL CAMPO

中世の南スペインの畑などで、農夫たちが作業しながらトナという歌がうまれたシーン。

 

2、ラ・プラサ LA PLAZA

市場や広場などで肉や野菜などを売る掛け声が

プレゴンと呼ばれる歌になり、そこから発展して

カラコレス(かたつむり)というパロ(曲種)がうまれたシーン

 

3、ラ・エレリア LA HERRERIA

鍛冶屋でマルティージョとよばれる金づちを打ちながら

マルティネーテのリズムがうまれ、歌われるようになったシーン

 

4、エル・カルナバル EL CARNAVAL

中世までスペインには3拍子系のリズムしか存在しなかったのが、

南スペインの港町カディスに黒人の2拍子系のリズムがはいり、

そこからタンギージョというパロがうまれ、

フラメンコを代表するタンゴがうまれ、そこからティエントがうまれたシーン

 

5、ラ・マドレ・デル・フラメンコ LA MADRE DEL FLAMENCO

フラメンコの母と呼ばれるソレアは、カーニャからうまれた。

カーニャとソレアのシーン

 

6、ラ・フィエスタ LA FIESTA

南スペインでは、結婚式や誕生日などのお祝いごとがあると

フィエスタと呼ばれるパーティーが夜な夜な行われ、そこで歌い踊って、

ブレリアというパロがうまれたシーン

 

7、ロス・フネラレス LOS FUNERALES

中世スペインには葬式の時に、ラ・プラニデラと呼ばれる泣き女を雇う習慣があった。

死者のために泣き叫ぶことで供養し、また葬式の悲しみを

一層もりあげる演出効果もあったらしい。

その泣き叫びから、シギリージャというパロがうまれたシーン

 

死の苦しみ、悲しみを乗り越え

未来に向かっていく、、、、。

 

終演

 

舞台挨拶

カーテンコールいただき感謝します♪

 

無事幕をおろすことができました。

たくさんのご来場、ご支援に感謝申し上げます。

松本真理子

2018年11月10日

 

 


 

出演者

バイレ(踊り):松本真理子

アレハンドロ・モリネロ(ゲスト)

ラ・カンパニージャ舞踊団 (井田泰子、西田幾魅)

研究生(江藤都美)

カンテ:ダビ・ラゴス

山田あかり

トケ(ギター):アルフレッド・ラゴス

 

●企画・振付・脚本・制作・演出・芸術監修 松本真理子

●映像アート制作編集・リーフデザイン 松本真理子

●振付 コンチャ・ハレーニョ、アドリアナ・ビルバオ、他

●アイデア・作詞・構成補助 ダビ・ラゴス

●音楽制作 アルフレッド・ラゴス

●映像アート音楽制作 海沼正利

●舞台監督 大門正人

●照明 香川麻子



●主催:
 エモシオン株式会社 スタジオ プランタ・イ・タコン